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  2018年 1月 27日 (土)

< No. 459>  



 ●● 『てぶくろ』 ●●


学研さんのくうちゃんえほん1月号で
『てぶくろ』のイラストを担当させていただきました。


有名なお話ですね。
めずらしく表紙に、どうぶつが1匹もいません。
静かな雪の日のひっそりとしたイメージです。


てぶくろに次々に、どうぶつたちがやってきます。


大きなどうぶつもやってきて、
てぶくろはだんだん家のように変化していきます。


ラストもおなじみですね。

真っ白な雪と、カラフルなどうぶつたちが対照的です。
どうぶつたちの服もかわいくカラフルにしました。

最後はけっこう迫力満点のシーンになったと思います!!

ご感想お待ちしてま〜す♪





  2018年 1月 15日 (月)

< No. 458>  



 ●● 『世界一受けたい授業』で絵本が紹介されました ●●


1月13日(土) 日本テレビ『世界一受けたい授業』にて
絵本『はなになりたい』が紹介されました。

絵本作家のぶみさんが絵本の紹介をして下さり、
子役タレントの田牧そらちゃんが朗読をしてくださいました。




著者プロフィールも少しだけ紹介されました。

番組の反響がとても大きく、
出版元の東京書店さんには、たくさんのお問い合わせがあったそうです。

本当にありがとうございます。

『はなになりたい』は10年以上前に製作した絵本なのですが、
*すまいるママ*の代表作として、
講演会やワークショップの度に、必ず読んできた思い入れのある絵本です。

これからも、丁寧に大切に朗読していきたいと思います。

そして、皆さまからいただいた、ご意見ご感想を心に刻んで
たくさんの絵本を作り続けていきたいと思います。

日本テレビの皆さま、制作会社の皆さま、東京書店の皆さま、
ご出演の皆さま、のぶみさん、田牧そらちゃん、
本当にありがとうございました。

語り尽くせないほどの感謝の気持ちで胸がいっぱいです。





  2018年 1月 2日 (火)

< No. 457>  



 ●● 平成30年 今年の目標 ●●


あけましておめでとうございます!!

今年の目標は……
自分らしい絵本を、たくさんつくること。

ずっと書きたかったお話を、楽しみながら制作できたら幸せです。
今年もどうぞ、よろしくお願いいたします。

ところで……
昨年末、いつもお世話になっているフレーベル館さんの
『キンダーブックの90年』展を見に行ってきました。


場所は飯田橋の印刷博物館。

入るとすぐに、たくさんの絵本たちが目に飛び込んできました。
90年もの歴史のある書籍は、そうそうないと思います。

戦前、戦後、オリンピックや新幹線、
当時の出来ごとを、当時の製版技術でカラフルに描いた絵本は、
まるで歴史を閉じ込めたタイムカプセルです。

自分の幼少期に出版された絵本、
自分が絵本作家になってから出版された絵本など、
自分と重ねながら見ていると、
タイムスリップしたような懐かしい気持ちになりました。

原稿をよく見ていると、
当時の作家さんと編集さんとのやりとりも見て取れます。
「せっかく描いたのに、一部消されてしまって、残念だっただろうな」とか、
作家目線でそんなことを考えながら見ても、楽しめました(笑)

現在、絵本の世界はデジタル入稿が主流になってしまいましたが、だからこそ、
それ以前の印刷の歴史を知っておくことは、とても貴重な体験になると思いました。

絵本はきっとこの先も、どんどん進化していくことでしょう。
だけど、親と子が一緒に楽しむ時間を与えてくれるという点では、
ずっと変わらない存在でい続けるのだと思います。

「いままで」も「これから」も、どちらも大切にしながら、
丁寧に作品づくりをしていかないといけない、
そんな事を考えさせてくれる、興味深い展示でした。

1月14日(日)まで開催中。