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  2015年 3月 21日 (土)

< No. 403>  



 ●●音のでるしかけ絵本『わたしのおうち』●●


韓国のサムソン出版社さんより
音のでるしかけ絵本『わたしのおうち』を出版させていただきました。

韓国には手芸作家さんはいないそうで、
サイトを見てメールにてご依頼をいただきました。

自動翻訳やデータ入稿で海外の方とも、
普通に仕事ができてしまう時代なんですね!!



絵本をひらくと……じゃじゃーん!!!!
大きなお家に大変身!!!
二階建てベッドや、お風呂、トイレなどが、立体的に飛び出します!



こちらはリビング&ダイニング。
韓国の冷蔵庫は左半分が冷凍庫。浄水器付の次世代冷蔵庫。



かわいい子ども部屋。クローゼットや、二段ベッドなど、
楽しいしかけがいっぱいです。



こちらはユニットバス。トイレのフタはちゃんと開きます。
タイルは全て刺繍で表現しました。



こちらは、公園のような立派なお庭。
こんなお家に住みたい。

音の種類は、韓国語のあいさつと、
掃除機や、電子レンジなど、生活の音がいろいろ鳴ります。


完成した絵本が、自宅に届いた時は本当に感激しました!!!

日本でも発売されないかなあ……。



  2015年 3月 7日 (土)

< No. 402>  



 ●●絵本『3びきの こぶた』●●


学研さんのくぅちゃんえほん3月号で
『3びきのこぶた』のイラストを担当させていただきました。
ずっと作ってみたかった童話です!!!



シンプルな文章に合うように、
わかりやすい構図とカラーリングにしました。



小さい子が読む絵本なのでオオカミもかわいくね。



お話でいちばん好きなシーン。
わらの家に続き、木の家までも吹き飛ばすオオカミ!!!
実際にはありえない展開だからこそ、子どもたちの心をドキドキさせます!


ぼくが絵本を書く時に、いちばん心掛けていることが
この、実際にはありえない展開。

絵本の中の動物や人間が、風船で空を飛んだり、
虹の上をすべったり、ちょうちょに乗ったりする。
そのとたんに、読んでいる子どもたちの心は、
物語の世界、夢の世界に引き込まれて行くのだと思います。


これが今回、はじめに描いたラフスケッチ。
実はオオカミの顔はもうちょっと怖かったんです(笑)


今後、作ってみたいお話は……
『オズのまほうつかい』『不思議の国のアリス』
『西遊記』『ピーターパン』。
人間が主人公で、動物がたくさん登場するお話って
ワクワクしますよね!!